野球カードと私と。

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カードサプライ徹底解説!常備すべきアイテムはこれだっ!!

皆さんこんにちは(こんばんは)。はなやまんです!!

今回はカードサプライについて解説します。

カードサプライとは、トレーディングカードやスポーツカードに関するグッズの事で、その中でもカードを収納や保護するものをご紹介します。

 

その①~カードスリーブ~

スリーブは薄いナイロン製の袋のようなもので、カードを衝撃から守るというより手で触った時に付く指紋などから守るための物です。カード保存の際には最低限スリーブに入れましょう。ストレージボックスに入れる時も、バインダーに入れる時も。私は用途によって2種類を使い分けています。通常カードはエポック社製、サインカードはウルトラプロ社製。大差ないかもしれませんが、サインカードには念のため良いスリーブを使っています。
他にも様々なメーカーから発売されているので値段や好みで使ってみて下さい。スリーブのサイズもメーカーによってミリ単位で変わりますし、ある程度強度が欲しい場合はハードタイプを使用してもいいでしょう。

このスリーブで2㍉厚くらいまで入ります。ですが、入るか怪しいなと思ったら無理に入れるのはカードが痛むのでやめましょう。製造上の誤差だと思いますが、スリーブのサイズが微妙に違う時もありますので。

また、一般的なトレーディングカードやスポーツカードよりサイズが小さいカードがあります。カルビープロ野球カードなんかがそうですが、その場合はエポック社製のスモールサイズのスリーブが使えます。スリーブとカードのサイズが違いすぎるとスリーブからカードが出てしまうので、カードサイズに合ったスリーブを使用しましょう!

通常サイズのスリーブでは入らないカードは厚型タイプのスリーブがあるのでそれを使います。ある程度の厚みのカードはこれで十分入ります。

 

その②~カードバインダー~

カードバインダーは一番オーソドックスな収納方法といえるでしょう。夜な夜なバインダーを開いてコレクションを眺めながらニヤつくというのはコレクター全員がやったことあると思います。ページ全部を同じカードで埋めたり、バインダー全部を好きな選手で埋めたり、球団で括ってカードを集めたりといろいろな集め方、眺め方ができます。

通常の野球カード用バインダーもありますし、上記の様な各球団専用のバインダーもありますので自分の収集方法にあったバインダーを選べます。下記の9ポケットシートを追加することでかなりの枚数を収納することができます。スリーブの時にも言いましたが、収納するときはスリーブに入れてからにしましょう。

最近愛用しているのはウルトラプロ社製の9ポケット ポートフォリオで、9ポケットシートが10枚固定されていて最大90枚入る仕様の物です。収集しているカードのシリーズ毎にファイルを購入して収納しています。4ポケットバージョンもあって、子供はサイズ的に4ポケットの方が使いやすそうです。

 

その③~トップローダー~

トップローダーは、貴重なカードを衝撃などから守りたい場合に使うワンランク上の保護アイテムです。プラスチック製のカードスリーブみたいなもので、故意に何かしない限りこれで十分カードを守れます。これも、必ずカードをスリーブに入れてからにしましょう。貴重なカードの保護にはマグネットホルダー(後で解説)に入れるのが最近の流行ですが、これでも十分です。

カードの厚みによって使用するものが変わってきて、通常の厚みなら35pt(1㍉厚)を使用します。トレーディングカードのコレクターなら35ptの物しか使わないかもしれませんが、スポーツカードは様々な厚みのものがあるのでスポーツカードのコレクターは55pt(1.5㍉厚)や75pt(2㍉厚)、100pt(2.5㍉厚)も持っておいていいでしょう。

また、トップローダーに入れたまま収納できるバインダーもあります。トップローダーでカードをしっかり守りながらもバインダーに入れて眺められるというアイテムです。100ptの厚みまで入りますが、それを入れるとポケットが伸びて35ptを入れたときにガバガバになってしまいます。入れ替えなどしないのなら100ptを入れてもいいですが、気になる場合は55ptまでのものだけを入れるようにしましょう。

 

その④~マグネットホルダー~

貴重なカードを保管するのに今一番ポピュラーなのがマグネットホルダーです。スリーブに入れず、そのまま凹みにはめ込むだけ。ネジとかも無く、磁石でワンタッチ収納できます。マグネットホルダーに入れる時だけはスリーブに入れないでください。くぼみはカードとジャストサイズになっているのでスリーブに入れたままだとはめ込めません。トップローダーと同じでカードの厚みによって使用するものが変わりますが、トップローダーの時と同じ使い方で大丈夫です。

 

その⑤~クリアパック&クリスタルパック~

トップローダーとマグネットホルダーに関連した商品で、クリアパックがあります。トップローダーやマグネットホルダーに傷がつくと見栄えが悪いのでそれを守るのと、カードを湿気から守るのに使用します。私は、トップローダーやマグネットホルダーに入れたコレクションにはすべて使用しています。念には念を…です。

ウルトラプロ社製のクリアパックはいろいろなサイズに対応する為大きめに作られています。入れたときに余分があると、収納時にクリアパックがぐしゃってなるので私は別の物を使っていて、それはシモジマ社製のクリスタルパックです。サイズがいろいろあるのですが、規格が【T8-12】だとトップローダー・マグネットホルダー共に(35ptと55ptに限る)ジャストサイズで入ります。ちなみに、このクリスタルパックに入れた状態でも上記のトップローダーバインダーに収納できます。

はじめはトップローダー・マグネットホルダー共に【T8-12】で兼用していたのですが、マグネットホルダーを入れたときに縦の余分が少なくて綺麗に収納できないので、最近では縦が長い【T8-18】を使ってマグネットホルダーを収納してます。特に気にならなければ兼用でいいと思いますが、こだわって使い分けてみてもいいでしょう!

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その⑥~防湿庫~

カードを保存するうえで大敵なのは湿気で、日本は湿度の高い国なので対策をしなければカードが劣化してしまいます。そこまでするの!?と思うかもしれませんが、防湿庫自体そんなに高価なものではない(ピンキリですが)ので、カードの価値を考えると私はやるべきだと思っています。設定は古書の保管方法と同じ湿度40~60%です。

 

番外編~クリアケース~

貴重なカードの保存方法はマグネットホルダーが主流だと言いましたが、これって結構かさばって、適当に積み重ねていたら見栄えも悪いです。ただ、そんな時に使えるのがダイソーのPSクリアケースです!クリスタルパックに入れたままピッタリ収納できます。

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また、セリアのクリアケーススリムも使えます。横幅はダイソーの物より1ミリ小さいですが問題なく収納出来ました。縦幅もダイソーの物より2.5センチ小さいので、置く場所等によって2つを使い分るといいでしょう。

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私は防湿庫への収納で使っているのですが、防湿庫のトレイのサイズが24センチで、ダイソーのクリアケースでは入らなかったのでセリアのクリアケースを使用しています。

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以上、一通りの収納・保護アイテムについて解説しましたが、これを見てカードコレクター初心者の悩みが少しでも解消されたらと思います。同じコレクターとして、貴重なカードが大切に保管されていないのはとても心苦しいことです。手に入れた人の自由だろと言ってしまえばそれまでですが、貴重なものを後世に残していくという意味でも大切に扱ってもらいたいものです。

ご購読ありがとうございました。